争続対策(相続の問題・トラブル対策)
相続によって争いや問題・トラブルが起きないための対策を争続対策と言います。
相続は突然やってくる場合が多く、通常の精神状態でない中で色々な手続きや相続財産の調査、誰がどの財産を相続するかの協議をしたりしなければならない場合もあります。
そういった相続の問題やトラブルは、対策をしてできるだけ未然に防ぎたいものです。
相続が争続になる原因と対策
大きなお金がからむ相続では、外部(多くは相続人の配偶者や親戚・友人)からの余計なアドバイスが入ることが多々あります。普段は仲のいい相続人達でも、お互いに外部からいろいろなアドバイスが入ると、それに惑わされて相続が争いに発展するというケースもよくあるようです。そういった相続のトラブルを防ぐためには、遺言書の作成が効果を発揮します。
争続対策の専門家
相続がトラブルに発展しないための争続対策の専門家としてまず思い浮かぶのは弁護士だと思いますが、行政書士もよい対応をしてくれます。
実際に争いに発展してから依頼されることが多い弁護士に対して、行政書士の専門は書類や手続きなど。円満な相続でもそうでない相続でもどちらでも必要とされるため、経験数が豊富です。相続が得意な行政書士は、豊富な経験を活かしてアドバイスしてくれます。
相続トラブルが発生してしまった場合
争続対策によってトラブルに発展せず、円満に相続が終わればいいのですが、万一相続がトラブルに発展してしまった場合、法的なトラブルの解決を相談する専門家は弁護士になります。
遺産相続の専門家検索
東京都の遺産相続に関する専門家はこちらから検索できます。
遺産相続の対策や相談は誰に依頼すればいいの?
トラブルの少ない遺産相続のためにはあらかじめ専門家に遺言の相談をしておくことをおすすめします。わからない点や複雑な手続きは専門家に相談・依頼することが望ましいでしょう。
FP(ファイナンシャル・プランナー):
FPは適切な専門家とのコネクションを持っていて様々な相談の窓口となってくれます。税金・法律・書類の作成など多岐に渡る相談はFPを窓口にするとスムーズです。
行政書士:
遺産分割協議書の作成や公正証書・契約書の作成は行政書士に依頼することができます。公正証書遺言や秘密証書遺言の証人として任命したり、相続開始まで遺言書を保管してもらうこともできます。
税理士:
相続税対策、相続税の計算や節税方法など、税金に関する相談は税理士に相談できます。
弁護士:
相続に関する紛争やトラブルの調停・解決、法律的な問題の相談は弁護士に依頼しましょう。